米アマゾン・ドット・コムが化粧品口コミサイト「@コスメ(アットコスメ)」を運営するアイスタイルと資本業務提携をしました。
米アマゾンは、アイスタイルの株式を36.95%を保有する筆頭株主になります。
「@コスメ(アットコスメ)」は1800万件という国内最大級の化粧品の口コミ数を誇っています。
化粧品関係者いわく、「アットコスメに集まる口コミの影響力は大きい」とのこと。
国内外の4万を超える美容関連のブランドを扱い、37万点以上もの膨大な美容関連商品のデータを抱えてます。
「アットコスメに投稿されるリアルな口コミは参考になる。評価が高い商品は販売数も増える」。花王関係者は、化粧品業界でのアットコスメの存在の大きさを語っています。
アイスタイルの吉松徹郎社長は決算説明会で「オンラインとオフラインをつないだ国内ナンバーワンの化粧品小売り事業をめざす」と意気込みを語りました。
アットコスメは化粧品販売の店舗も展開しており、アマゾンにとって重要なネットとリアルとの融合を進められる可能性があります。
三井物産、アイスタイル提携で挑む「商社の化粧品王」
三井物産にとっても「商社の化粧品王」への挑戦の第一歩との位置づけだ。
アットコスメは月間アクティブユーザー1600万人、登録会員数780万人と日本最大級の美容・化粧品総合メディア。若い世代がSNS(交流サイト)を情報収集源にするなかでも「クチコミという『集合知』を提供する競争優位性はある」(三井物産)
これまで三井物産では「仕事を持ちかけても、化粧品会社が聞いてくれないこともあった」とのこと。今後はアットコスメが持つネットワークを生かした事業開発ができるようになる。
三井物産の関係者いわく、「絶対王者が不在。ナンバーワンになれるチャンスはある」と話す。伊藤忠商事や住友商事が先行しているが、提携によって遅れを取り戻す算段です。
化粧品は新型コロナ禍から回復傾向にあり、新興国など世界での成長余地は大きい。
アイスタイルに対しては中国事業のテコ入れをはじめ、海外展開で協力体制を構築する。アイスタイル側も「サプライチェーンの構築や海外事業でのパートナー発掘などで三井物産のネットワークや知見を活用できる」と期待してます。
【株主優待について】
優待の最低取得額 | 50,300円 |
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◎オンラインショップ「@cosme shopping」で使える優待買物券
- (1)購入金額3,300円(税込)以上で使える優待買物券(1枚600円相当)
- (2)購入金額5,500円(税込)以上で使える優待買物券(1枚1,000円相当)
100株 | (1)2,400円相当 + (2)4,000円相当 |
※優待買物券は、1回の購入につき、1枚利用できます。
◎自社店舗「@cosme store」で使える優待買物割引券(1枚10%割引)
100株 | 3枚 |
※優待買物割引券は、下記の店舗にて、33,000円(税込)までの購入に利用できます。
Amazonと三井物産が投資している化粧品口コミサイトの王者へ投資しながら株主優待をGET。
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